鹿児島市にこんな魅力的な風景があったのか…景観まちづくり賞受賞作10件をパネルで展示 市役所

2025/02/17 17:30
【景観部門】「関吉のアジサイロード」(鹿児島市提供)
【景観部門】「関吉のアジサイロード」(鹿児島市提供)
 優れた景観を表彰する「第7回鹿児島市景観まちづくり賞」の受賞作が決まった。建築部門3、屋外広告部門3、景観部門3、特別賞1の計10件。受賞物件を紹介するパネル展は17~21日、市役所西別館1階市民ギャラリーで開かれる。無料。

 美しい景観の形成に寄与する建築物や市民活動を表彰する目的で始まった。2010年から隔年で開催している。今回は新型コロナウイルス感染症の拡大を受け、4年ぶりの開催。建築部門に19件、屋外広告部門に6件、景観部門に5件の応募があった。

 景観部門の受賞作の一つは「関吉のアジサイロード・桜並木を主とした自然の景観で彩る下田町」。世界文化遺産「明治日本の産業革命遺産」の構成資産である関吉の疎水溝周辺で、地域住民が主体となりアジサイやモミジなどの植栽・保全活動に取り組んでいる。

 そのほか建築部門でキラメキテラスヘルスケアホスピタル(高麗町)、屋外広告部門で「苔とも 苔だまディスプレイ」(上之園町)、特別賞でJR鹿児島中央ビル(武1丁目)などが選ばれた。

 10~14日は市役所東別館1階でパネル展があった。市都市景観課の中島祥太課長は「パネル展を見て、本市の魅力的な景観のあるまちづくりに関心を寄せてもらえたら」と呼びかけている。

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