紀伊半島の特産品を求める客でにぎわう会場=18日、鹿児島市の山形屋
鹿児島市の山形屋で18日、紀伊半島の味と技が集まる「第13回三重・和歌山・奈良の物産展」が始まった。昨年に引き続き「愛知うまいもの」展と「伊勢・志摩パールフェア」も同時開催し、47社が食品や工芸品など約1300品を販売する。24日まで。
人気駅弁「稲荷ずし」を扱う「壺屋」(愛知県)など4社が初出店。銘菓「赤福」や柿の葉ずし、南高梅といった定番のほか、松阪牛を使うメンチカツの実演販売などもある。
協同組合三重県物産振興会の尾崎正知事務局長(53)は「つくだ煮をはじめ甘めの味付けの商品もあり、鹿児島県民の舌に合うのでは」とPR。鹿児島市日之出町の保育士女性(52)は「4県を巡る旅行のような気分。赤福や天むすなど家族で食べるのが楽しみ」と話した。
19日午前11時、午後3時には、ベルク広場で名古屋おもてなし武将隊によるパフォーマンスもある。