迫力ある演技を見せるサンディーズ=26日夜、南さつま市の旧田布施小体育館
バレーボールVリーグ男子西地区2位のフラーゴラッド鹿児島は、3月1、2日、鹿児島県南さつま市の加世田運動公園体育館で近畿クラブスフィーダと対戦する。11連勝中のチームを後押ししようと、地元のチアリーディングクラブ「SANDYS(サンディーズ)」と鳳凰高校「BLUE PHOENIX(ブルーフェニックス)」が熱のこもった練習を繰り広げている。
昨年10月に同市で初の公式戦となる開幕戦があり両団体とも出演。今回もオープニングや選手入場、セット間に演技し盛り上げる。
サンディーズは吹上浜砂の祭典マスコット・サンディー君にちなんだ名称で2005年4月に結成された。市職員の宇治野理絵さんらの指導のもと、4歳から高校1年まで49人が毎週土曜夜に練習。地元のイベントなどに数多く出演する人気チームだ。仲間を持ち上げるスタンツやバック転などのタンブリングに磨きをかける。
金峰学園5年小辻莉子さんは「間近で見たフラゴラの皆さんは躍動しキラキラ輝いていた。楽しみ」。川辺中1年桑水流璃星さんは「自分たちもノーミスで盛り上げたい」と意気込む。
ブルーフェニックスは1、2年生19人で週4回練習。振り付けや選曲は2年中釜瑚心さんを中心に自分たちで組み立てる。今回は卒業式と重なり2日だけの出演。主将の2年下舞美衣奈さんは「元気、勇気、笑顔を届けるがモットー。優勝につながるよう一生懸命応援したい」と話している。
試合は1日が午後1時、2日が正午から始まる。