弟に顔面を殴られた71歳男性…心肺停止状態で搬送され、まもなく死亡 68歳男を傷害容疑で逮捕 沖永良部署

2025/03/16 17:29
 兄の顔面を殴るなどしてけがを負わせたとして、鹿児島県警沖永良部署は16日、傷害の疑いで、与論町立長、農業の男(68)を逮捕した。暴行の後、兄は搬送されたが、間もなく死亡した。今後司法解剖し、同署が死因や、暴行と死亡との因果関係を調べる。

 逮捕容疑は15日午前5時ごろから7時ごろまでの間、容疑者の自宅やその周辺で、同じ敷地内に住む無職の兄(71)の顔面を素手で複数回殴るなどする暴行を加え、顔面打撲などの傷害を負わせた疑い。

 同署によると「兄を殴ってけがをさせたことは間違いない」と認めている。2人は同じ敷地内にそれぞれ自宅を構え、同居はしていない。兄は搬送時、心肺停止状態だった。容疑者が「けんかをして相手がけがをした。早く来てくれ」と119番した。

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