優秀賞を獲得した前田智子さん(右)と孫の原野美怜ちゃん=伊佐市の本城小学校体育館
鹿児島県伊佐市の本城小学校体育館などで、本城おきな草春まつりが6年ぶりに開催された。第26回おきな草絵手紙コンテストの表彰式もあり、霧島市国分姫城の主婦前田智子さん(64)が一般の部、同居する孫の原野美怜ちゃん(5)が小中学生の部(低学年)で最高賞となる優秀賞を獲得した。
3部門に511点の出品があった。13年前から絵手紙に取り組む前田さんが、絵が好きな美怜ちゃんに出品を勧めた。前田さんの顔彩絵の具と筆を使い、オキナグサの画像を見てさっと仕上げたという。
2人とも優秀賞は初めて。前田さんは「まさか2人とも受賞するとは。一生の思い出になった」。美怜ちゃんは「うれしい。咲いているオキナグサを見たい」と喜んだ。
入選作品は同校区集会施設に4月末まで展示する。午前9時~午後4時半、平日のみ。
9日のまつりでは、ウオーキング・ランニング大会や太鼓演奏、マルシェなどがあり、大勢の家族連れでにぎわった。