〈資料写真〉2024年12月24日、鹿児島西署の川路康隆刑事官の説明を受けながら視察する県公安委員会の石窪奈穂美委員長(前列右)ら=鹿児島市中央町
飲酒運転や不適切な留置業務をしたとして、鹿児島県警の警察官2人が14日付で懲戒処分を受けた不祥事について、県公安委員会は「気の緩みを改めて引き締めてほしい」とコメントした。南日本新聞の取材に県警を通じて18日回答した。
飲酒運転に関しては「定められた飲酒ルールを徹底し、実効性のあるものにするように」と言及。不適切な留置業務には「何のためにルールがあるのか再認識させ、基本を徹底し、再発防止に努めて」と求めた。
県警は、鹿児島市内で酒気帯び運転をしたとして、鹿児島中央署の30代警察官を道交法違反(酒気帯び運転)の疑いで鹿児島区検に書類送検し、停職3カ月とした。留置施設に私物の携帯電話を持ち込みゲームをするなどした霧島署の40代警察官は減給100分の10(1カ月)にした。