鹿児島県は27日、飲酒運転をしたとして、出先機関の50代の会計年度任用職員を停職6カ月の懲戒処分とした。処分日や性別、所属部署、年齢は「個人が特定される恐れがある」などとして公表していない。
人事課によると、職員は昨年11月中旬、飲酒後に原動機付き自転車で帰宅。その後警察官から事情聴取を受け、呼気検査で基準を超えるアルコールが検出された。警察の取り調べに、飲酒運転をしたことを認めている。捜査中の事案であるものの、単年度任用であることも踏まえて県は年度内に処分したと説明する。
又木寿文人事課長は「飲酒運転について再三注意喚起している中、このような事件が発生し誠に遺憾。引き続き指導を徹底する」と話した。2024年度の県職員の懲戒処分は4件目(知事部局3件、各種委員会1件)。