県内の中学生らと一緒に汗を流す渡辺勇大=フラゴラアリーナ日置
鹿児島県バドミントン協会は5日、日置市のフラゴラアリーナ日置で県内中高生トップ選手の強化練習会を開いた。東京、パリ五輪混合ダブルスの“ワタガシペア”として銅メダルを獲得した渡辺勇大(Jパワー)らが指導した。
講師を依頼した小宮山元監督(ACTSAIKYO)と以前同じチームだった縁で特別講師の一人として参加した。ステップワークなどの基本練習をはじめ、高校生のスマッシュを打ち返す相手役になるなど積極的に指導に加わった。
渡辺は「反復することが大事な競技。楽しさを忘れず、継続して取り組めるよう刺激を与えられたらうれしい」と話した。
練習は6日まで。鹿児島女高3年の迫田若奈さんは「足の運び方を褒められ自信になった。成長につなげたい」と目を輝かせた。