「あんこ展」で販売するランドセル型の和菓子=8日、鹿児島市の山形屋
全国のあんこを使ったお菓子が楽しめる「あんこ展」が8日、鹿児島市の山形屋で始まった。19都道府県から初出店13社を含む46社が出店。赤福やずんだ餅、もみじまんじゅうといった銘菓に加え、個性豊かな甘い逸品約800点を販売する。14日まで。
定番のたい焼きやようかんのほか、米粉生地に桜や抹茶を練り込んだものやランドセルをかたどった和菓子、あんこを使ったバラの花をどらやきにはさんだものなど、見た目も楽しいスイーツが並ぶ。「天ぷら饅頭(まんじゅう)」(山形)など会場で味わえる商品もある。
薩摩川内市の無職北原博之さん(65)はランドセルの和菓子を購入。「かわいくて思わず手に取った。あんこ好きな妻と新茶で楽しみたい」と笑顔。三島順子企画専門課長(53)は「見て食べて、進化するあんこの世界を満喫して」と呼びかけた。