日本陸連の認定強化拠点となったジャパンアスリートトレーニングセンター大隅=2021年2月、大崎町
ジャパンアスリートトレーニングセンター大隅(大崎町)が、日本陸連の認定強化拠点「JAAF認定陸上トレーニングセンター」に認定された。県内の施設では初めて。1日付。
日本代表やトップアスリートの活動環境の向上など、日本陸連と地域の共同で育成・強化体制を築くことが目的。日本陸連は主催事業で積極的に認定施設を活用する。
施設は約40億円かけて整備され、2019年4月に供用開始。150メートルの室内直線路や全天候舗装トラックの陸上競技場など最高水準の設備を備える。五輪出場選手らのスポーツ合宿などに活用され、これまで計21万8000人が利用した。
県スポーツ振興課は「トップ選手の利用など交流人口増加に期待したい。今後もスポーツ合宿誘致に力を入れていく」と話した。
大隅のほかに、山形県の蔵王坊平アスリートヴィレッジと長野県のGMOアスリーツパーク湯の丸も認定された。