百日ぜきの感染止まらず 1週あたり最多ペース続く 依然多い10代 インフル含む急性呼吸器感染症も増加 鹿児島県内

2025/05/02 14:30
 鹿児島県は1日、4月21~27日の百日ぜきの感染者が76人だったと発表した。感染増加が止まらず、1週当たりの感染者は前週(77人)に次いで2番目に多かった。今年に入ってからの累計は255人となった。

 県感染症対策課によると、年齢別では10~14歳が40人と最も多く、5~9歳が26人と続いた。

 季節性インフルエンザなどを含む急性呼吸器感染症(ARI)は、前週より187人増え3474人。1~4歳が1407人を占めた。1定点医療機関当たり60.95人で、鹿屋保健所管内が125.25人と最多だった。

 同課は「両感染症ともせきエチケットや換気などの基本的な対策が有効。引き続き対策を徹底してほしい」と呼びかけている。

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