母の日に向け店頭を彩るカーネーションの鉢植え=7日、鹿児島市南栄1丁目の「シャン・ド・フルール」
11日の母の日に向け、生花店や園芸店で贈答用の花の準備が進んでいる。鹿児島市南栄1丁目の生花店「シャン・ド・フルール」にはカーネーションをはじめ、赤やピンクの鮮やかな鉢植えが並び、店頭を彩っている。
荒木美帆子店長(55)によると、母の日用の花は4月上旬から並べ、現在は約500鉢を取りそろえる。最近はカーネーションにこだわらず、バラやラベンダー、ベゴニアなどを組み合わせた色とりどりの花かごが人気。県外から買い求める客もいる。荒木店長は「色の好みに応じて自由に選んでほしい」と助言する。
7日、2歳の息子と一緒に訪れた近くの会社員東川勝(すぐる)さん(32)は、妻のために淡い水色のアジサイを購入。「青が好きな息子が選び即決した。さわやかできれい。妻も喜ぶと思う」と笑顔だった。