ブースのイメージ図(出水市提供)
鹿児島県出水市は5月28日~6月1日、大阪・関西万博の内閣府「地方創生SDGsフェス」に出展する。ツルのまちを全国や海外客にアピールし、観光推進につなげる。
市のブースは3メートル四方で高さ2.7メートル。群れを間近に見ることができる仮想現実(VR)を用意、市内の中学生らが長年取り組んでいる羽数調査の体験コーナーも設ける。ツルの種類や地元の活動を紹介する動画、住民との関わりを案内する写真付きパネルも置く。
市企画政策課の新屋敷月(るな)さん(32)は「出水の人々とツルとの共生の取り組みを世界に発信する絶好のチャンス。万博を機に、冬は出水に足を運んでもらえるよう精いっぱいPRする」と意気込む。市によると、持続可能なまちづくりと地域活性化を目的に全国から約40団体が出展する。