紫の大輪が開き始めたハナショウブ=20日、姶良市寺師
21日は二十四節気の「小満」。草木が茂って天地に満ち始めるころとされる。鹿児島県姶良市寺師のハナショウブ園では、あでやかな紫の花が少しずつ咲き始めている。
寺師自治会が管理する計34アールの園は色や模様の違う約20種を楽しめる。福元誠会長(71)によると、今年は開花が例年より10日ほど遅れており、現在二分咲き。月末ごろが見頃になる見込み。
24日〜6月8日を「花菖蒲祭り」と銘打ち、駐車場やトイレ、テントを設けて来場を呼びかけている。園は県道十三谷重富線沿いの大王神社近く。