噴煙を上げる桜島=20日午後3時すぎ、鹿児島市与次郎1丁目(本社監視カメラ)
桜島(鹿児島市)の南岳山頂火口で20日、中量以上の噴煙が確認され続ける連続噴火があった。午後10時までに19回噴火し、うち爆発は13回。
鹿児島地方気象台によると、連続噴火は午後7時45分~8時35分。20日観測された大きな噴石は最大で5合目(火口から約1200メートル)まで飛んだ。噴煙は最高約3000メートル。12日からの山体膨張は続いている。
同日からの累計は、連続噴火3回、単発の爆発63回となった。21日に噴火が起きた場合、正午までは姶良市加治木方向の降灰が予想される。