「投票先を尋ねたり投票台をのぞき込む行為があった」公選法違反を訴え 285票差で町長選に敗れた陣営関係者、選挙無効を求め異議

2025/05/26 21:30
 11日投開票された鹿児島県伊仙町長選で、選挙の自由妨害や干渉などの公職選挙法違反があったとして、285票差で敗れた盛初弘氏(63)の陣営関係者2人が、町長選の無効を求めて町選挙管理委員会に異議を申し出たことが26日分かった。

 異議を申し出たのは同町議会議員(73)らで21日付。

 申出書によると、期日前投票の期間中、投票所で投票従事者が複数の選挙人に投票先を尋ねたり、(当選した現町長の)伊田正則氏(66)の名刺を手の甲に貼り付けたりしたと主張。投票日にも投票する際、投票台をのぞき込むなど威圧的な行為があったとした。こうした行為により、選挙結果に影響を及ぼす恐れがあると無効を申し立てた。

 町選管が調査しており、6月3日の定例会で受理するかどうか決める。

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