交流サイト(SNS)で知り合った鹿児島県の男性に覚醒剤を有償で送ったとして、鹿児島地検は29日、覚醒剤取締法違反(譲り渡し)の罪で、福岡県飯塚市、無職の男(50)を鹿児島地裁に起訴した。
起訴状などによると、被告は2024年8月11日、北九州市八幡西区から、鹿児島市の男性会社員(56)宅に宅配便で、覚醒剤の白色粉末0.7グラムを代金2万円で送ったとされる。鹿児島西署によると、被告は同8月、SNSで知り合った霧島市の無職男性(57)にも送った。男性会社員は覚醒剤取締法違反(所持)、無職男性は同法違反(使用)と麻薬特例法違反(譲り受け)の罪で起訴され公判が終了した。