海自哨戒ヘリが部品紛失 アルミ合金製0.23グラム、飛行中に破損か 鹿屋航空基地

2025/05/30 11:26
海上自衛隊鹿屋航空基地
海上自衛隊鹿屋航空基地
 海上自衛隊鹿屋航空基地(鹿児島県鹿屋市)は29日、第212教育航空隊に所属するSH60K哨戒ヘリコプター1機の、右ワイパーブレードを固定するリベット(びょう)の頭部を紛失したと発表した。東串良町、大崎町、志布志湾上空などを飛行中に、何らかの理由で破損した可能性がある。県や経路上の自治体に連絡し、同日午後9時現在、被害は確認されていない。

 広報室によると、紛失した部品の頭部は直径7ミリ、厚さ約1ミリ、重さ約0.23グラムでアルミ合金製。ヘリは基地を29日午後0時14分ごろ離陸し2時53分ごろ戻った。直後の点検で紛失が確認された。原因は調査中。

 同航空隊司令の北林治1等海佐は「心配をおかけして申し訳ない。厳格な点検を実施し再発防止に努めたい」とのコメントを出した。

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