鹿児島県内で線状降水帯発生恐れ 昼前から夜にかけ 気象台が注意呼びかけ

2025/06/09 10:28
 鹿児島地方気象台は9日、前線の影響で雷を伴った非常に激しい雨が降り、奄美地方をのぞく鹿児島県で、9日昼前から夜のはじめにかけて、線状降水帯が発生する恐れがあると発表した。土砂災害や低い土地での浸水、河川の増水・氾濫に注意を呼びかけている。

 気象台によると、梅雨前線が種子島・屋久島地方にあり、10日にかけて九州北部へゆっくりと北上する見込み。この前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込むため、薩摩、大隅、種子・屋久地方では大気の状態が不安定になる。

 9日から10日かけて予想される1時間降水量は、多いところで薩摩、大隅地方50ミリ、種子・屋久地方40ミリ。

鹿児島のニュース(最新15件) >

日間ランキング >