海上自衛隊鹿屋航空基地
海上自衛隊鹿屋航空基地(鹿屋市)は9日、鹿屋市内の商業施設で買い物客のスカート内を盗撮しようとしたとして、第1航空隊の30代3等海佐を停職2カ月の懲戒処分にした。性別は非公表。
広報室によると、海佐は2024年2月26日午後5時半ごろ、同市内のスーパーマーケットで自身のスマートフォンのカメラを起動させて買い物客に背後から近づき、スカート内を盗撮しようとした。周囲の指摘により未遂だったという。
同年5月16日に県警から事情聴取を受け否認したが、19日に上司に報告し県警に出頭した。海佐は海上自衛隊の聞き取りに対し「大変申し訳なく二度とこのようなことを起こすことがないよう深く反省するとともに、いかなる処分も受ける」と話しているという。
第1航空隊司令の片山稔文1等海佐は「隊員がこのような事案を起こしたことを大変重く受け止めている。服務指導を徹底し、再発防止に努める」とコメントした。