指導しても改善は進まなかった――上司承認受けず公金管理、引き継ぎせず異動 40代職員を減給6カ月 奄美市

2025/06/12 21:03
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 鹿児島県奄美市は12日、同市や外部団体でつくる協議会の事務手続きや会計処理が不適切だったとして、担当していた名瀬総合支所の40代男性を減給6カ月(10分の1)の懲戒処分にしたと発表した。当時の所属課長など3人も訓告処分とした。処分はいずれも11日付。

 市によると、40代男性は2022、23年度に協議会の事務を担当。決算報告や総会の時期が遅れたり、公金管理で上司の承認を受けていなかったりした。担当職から異動後も引き継ぎなどを適切に行わなかった。市は指導したが、改善が進まなかったため、処分が必要と判断した。公金の不正使用や協議会運営への影響は確認されていないという。

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