リーグHのホーム最終戦で勝利し、笑顔を見せるブルーサクヤ鹿児島の選手たち=桷志田体育館
ハンドボール・リーグH女子のプレーオフは13日、東京都の国立代々木競技場第一体育館で始まる。レギュラーシーズン(RS)首位のブルーサクヤ鹿児島は14日の準決勝に登場し、準々決勝・熊本-香川の勝者と戦う。
RS上位5チームがトーナメント方式で総合優勝を争う。
ブルーサクヤは速攻と、終盤にも落ちない攻撃力が持ち味。RS最終の熊本戦は、後半にカウンター攻撃などで6点差をひっくり返し、29-28で勝利を収めた。
選手層の厚さも魅力だ。日本代表経験のある服部、笠井、金城らがチームの柱。若手も成長し、宇治村や北ノ薗らの得点力が高まった。新留GMは「満遍なく力があるので、相手は攻撃パターンを読みにくい」と誇る。
7〜9日には終日練習に取り組み、連係などを確認。宋監督は「まだ完璧ではないが、まとまりが出てきた。選手たちは自信を持っているように見える」と手応えを口にした。