応援演説する立憲民主党の野田佳彦代表=4日、鹿児島市中央町のJR鹿児島中央駅前広場
立憲民主党の野田佳彦代表は4日、鹿児島市で街頭演説した。党が公約に掲げた時限的な食料品の消費税率0%実現について「物価高対策として有効。財源を示していて、ばらまきではない。責任ある減税だ」と訴えた。
鹿児島では車を1人1台持つ家庭もあることに触れ、ガソリン税の暫定税率廃止は地方ほど恩恵があると強調し、「自民党の数を減らし、野党がまた力を持てば9月にでも廃止できる」と述べた。
政府による備蓄米放出を巡り、「備蓄米が足りなくなり輸入米に頼るようになれば、食料自給率が下がる」と主張。「スピード感があるように見えるが、行き当たりばったり感しかない」と批判した。参院選の応援で訪れた。