所有者は別人なのに…家屋の固定資産税を土地所有者へ課税、2年間119万円――情報を誤入力、ダブルチェックでも見落とす えびの市

2025/07/07 20:55
「固定資産税の誤課税に関するお知らせ」と題し、お詫び文を掲載するえびの市ホームページ
「固定資産税の誤課税に関するお知らせ」と題し、お詫び文を掲載するえびの市ホームページ
 宮崎県えびの市は7日、所有権が移転された家屋の固定資産税について、2025年度までの2カ年分、計119万円余を誤って別の人に課税していたと発表した。家屋と土地は、それぞれ2人に権利移転されたが、新たに土地を得た所有者に家屋分も課税していた。

 市税務課によると、法務局から入手した登記情報を課税台帳に入力する際、氏名などが似ていたため、所有者情報を混同した。課内でのダブルチェックでも見落とした。同課は「土地、家屋区分の確認手順の徹底や、ダブルチェックの強化により再発防止に努める」としている。

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