〈参考写真〉鹿児島地検
2024年11月、鹿児島市下荒田1丁目の県道で、車が歩道に突っ込むなどして4人が死傷した事故で、鹿児島地検は8日、運転していた同市下荒田4丁目、無職女性(84)を、自動車運転処罰法違反(過失致死傷)の罪で鹿児島地裁に在宅起訴した。認否は明らかにしていない。
起訴状などによると、被告は24年11月11日午後5時55分ごろ、乗用車で信号機に従い交差点に時速15〜20キロで進入、右折する際にペダルを踏み間違えて加速させ、横断歩道を歩いていた22歳女性と48歳女性をはね、さらに歩道に乗り上げて37歳男性と妻の32歳女性に衝突。男性を重症頭部外傷で死亡、他3人にもけがを負わせたとされる。
被告は同18日に逮捕された。20日に釈放されて以降、現場検証に立ち会うなど任意の捜査が続いていた。