男子高と女子高、つないだ「雑巾」――コツ聞くため鹿児島女子はるばる“遠征” 楠隼男子が教えた「スムーズなパス」

2025/07/12 07:00
雑巾がけリレーで対戦する鹿児島女子高生と楠隼高生=肝付町の楠隼中高一貫校
雑巾がけリレーで対戦する鹿児島女子高生と楠隼高生=肝付町の楠隼中高一貫校
 鹿児島市の鹿児島女子高校が、17日の体育祭で初めて「雑巾リレー」を実施する。競技のコツを学ぶため、3年生8人が、寮内の活動に取り入れている楠隼中高一貫校(肝付町)を訪れた。

 雑巾リレーは、雑巾をバトン代わりに床を拭きながら進むユニークな競技。鹿児島女子高は今回から体育祭会場が西原商会アリーナ(鹿児島市)になるため、室内競技の一つとして導入する。

 訪問は3日。楠隼側から寮生徒会の高校2年生8人が参加し、「股の下で雑巾をパスするとスムーズ」と助言した。100メートル以上ある寮の廊下を使って学校対抗で2回勝負し、楠隼側が2勝した。

 鹿児島女子高の二木惟此さんは「応援の盛り上がりなど熱気がすごかった」。楠隼の宮田知弥副寮長は「わくわくしながら計画した。楽しんでもらえて良かった」と笑顔だった。

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