「米国との関税交渉は誰がやる」――小泉農相、自公政権継続を訴え 地震続く十島村からの肉用牛の島外避難に補助金支給を表明 鹿児島市で演説

2025/07/14 21:00
応援演説する小泉進次郎農相=13日、鹿児島市
応援演説する小泉進次郎農相=13日、鹿児島市
 小泉進次郎農相は13日、参院選の自民党候補者応援のため鹿児島県の薩摩川内市と鹿児島市の計3カ所で演説した。地震が頻発している十島村から肉用牛を島外避難させる際に補助金を支給すると表明し、「畜産農家が安心して避難できるよう、目の前の課題にスピード感を持って結果を出す」と述べた。

 随意契約で放出した政府備蓄米を巡っては「消費者のコメ離れと海外からのコメ流入を防ぐためにも、今は米価を下げなければいけない」と強調。「政権を取れば減税だけでなく社会保障、防災、安全保障など全分野を運営する責任がある。米国との関税交渉は誰がやるのか」と指摘し、自公政権の継続が必要とした。

 小泉氏の祖父・純也氏は南さつま市加世田出身。「祖父は山形屋で働きながら鹿児島実業高校の夜学に通った」とのエピソードを紹介した。

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