大勢の人でにぎわう照国神社の六月灯=15日午後7時45分、鹿児島市新照院町
鹿児島市の照国神社で15日、六月灯が始まった。境内にはスイカや金魚などが描かれた大小約800個の灯籠が飾られ、浴衣姿の若者や家族連れらでにぎわった。16日まで。
参道一帯には、かき氷や金魚すくいなど約150の露店が軒を連ね、午後8時半頃からは約10分間にわたって花火が夜空を彩った。拝殿にも多くの人が訪れ、お守りを求めたり、おみくじを引いたりしていた。
家族3人で来た会社員、福添喜郎さん(41)は=同市坂之上5丁目=は「家族が健康で過ごせるようにと願った。暑い日が続いたが今日は涼しく、六月灯を楽しむのにちょうどいい」と笑顔で話した。