43件の連続窃盗か――家に忍び込み、勲章や腕時計の盗み繰り返す? 容疑で22歳の男2人を逮捕、捜査終結 鹿児島県警

2025/07/16 20:48
 鹿児島中央署など7署と県警捜査1課は16日、窃盗と邸宅侵入の疑いで、鹿児島市上谷口町、会社員の男(22)と、本籍いちき串木野市、住所不定、無職の男(22)を4月3日に逮捕したと発表した。

 逮捕容疑は2024年11月中旬、共謀し枕崎市の70代男性所有の空き家に侵入、勲章と腕時計(時価計2万5000円相当)を盗んだ疑い。鹿児島中央署によると、両容疑者は知人で、被害者と面識はない。「玄関の鍵が壊され、たんすの引き出しが開けられている」と家の管理者から報告を受けた被害関係者が24年11月23日、枕崎署に届け出た。鍵は外から壊されていた。関係者への聞き込みや買い取り業者への捜査で浮上した。

 県警はこのほか、窃盗と邸宅侵入容疑で42件を書類送検し捜査を終結した。一連の被害総額は約42万5000円。

 会社員の容疑者は今年3月9日、無職の容疑者は3月13日に逮捕監禁容疑で鹿児島中央署に逮捕され、逮捕監禁致傷の罪に切り替えて起訴され公判中。

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