国宝の境内 揺らめく炎と清ら音 霧島神宮でかがり火コンサート霧島国際音楽祭=カット幻想の炎響く美声霧島神宮

2025/07/20 06:57
幻想的な雰囲気の会場で歌声を響かせる林美智子さん(左)と西村悟さん=19日午後8時46分、霧島市の霧島神宮
幻想的な雰囲気の会場で歌声を響かせる林美智子さん(左)と西村悟さん=19日午後8時46分、霧島市の霧島神宮
 第46回霧島国際音楽祭「かがり火コンサート」が19日夜、鹿児島県霧島市の霧島神宮であった。国宝の境内にかがり火が揺らめく幻想的な空間に、美声とピアノの音色が響き渡り、聴衆約700人を魅了した。

 メゾソプラノ歌手の林美智子さん、テノール歌手の西村悟さん、ピアニストの石野真穂さんが出演。滝廉太郎「荒城の月」やプッチーニ「歌劇トスカ」より「星は光りぬ」など計18曲を情感豊かに歌い上げると、聴衆から大きな拍手が送られた。

 夫婦で毎年来るという鹿児島市明和3丁目の無職安永洋子さん(69)は「神宮の自然の中で奏でられる音楽は格別。感動した」と話した。

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