9月11日付の南日本新聞。第29999号だった
南日本新聞の「紙齢」が、あす12日付で3万号になる。紙齢は発行の通し番号で、1面左上に記されている。11~13面には特集面が掲載されている。
南日本新聞の前身はアジア・太平洋戦争中の1942(昭和17)年2月11日に創刊した鹿児島日報。紙齢はこの第1号を起点としている。鹿児島日報は終戦翌年の46年2月11日、南日本新聞に改題した。
南日本新聞の社としての創設は1881(明治14)年の鹿児島新聞社にさかのぼる。戦時中、国の1県1紙政策で鹿児島朝日新聞社と合併し、鹿児島日報社となった。戦後の復興から高度成長、人口減少社会へと転換期の時代を鹿児島の郷土紙として報じてきた。