はだしで畑に出るスタイルは近所でおなじみ――県内最高齢男性は106歳 知事と市長の表敬に「とってもうれしい」

2025/09/17 07:30
塩田康一知事から祝い状を受け取った県内最高齢男性の松園義則さん=15日、鹿屋市浜田町
塩田康一知事から祝い状を受け取った県内最高齢男性の松園義則さん=15日、鹿屋市浜田町
 敬老の日の15日、鹿児島県の塩田康一知事と鹿屋市の中西茂市長が、同市在住の県内男性最高齢、松園義則さん(106)を訪ね、祝い状や記念品を贈った。通っている市内の高齢者施設で受け取った松園さんは、他の通所者や家族に囲まれ、笑顔を見せた。

 松園さんは1919(大正8)年1月16日生まれ。同市浜田町で90歳ごろまでミカン栽培に従事し、引退した後も畑仕事を続けた。はだしで畑に出るというスタイルは近所で有名だという。

 現在は、家からほど近い高齢者施設に毎日通い、他の通所者と交流する。足踏み自転車をこぐのが好きで、15日も軽やかに足を動かしていた。

 塩田知事から祝い状を受け取った松園さんは、施設の職員から声をかけられ「とってもうれしい」と一言。いつも歌っているという民謡も披露した。長女のタミ子さん(75)は「今が人生で一番楽しい時期だと思う。これからさらに長生きしてほしい」と話した。

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