8月の記録的大雨…線路の土台が崩れた――不通続いたJR日豊線(霧島神宮~国分)が19日夜から運行再開 当初予定を前倒し

2025/09/18 20:50
大雨の影響で崩れた日豊線霧島神宮-国分の線路の土台=8日、霧島市(JR九州提供)
大雨の影響で崩れた日豊線霧島神宮-国分の線路の土台=8日、霧島市(JR九州提供)
 8月の記録的大雨の影響で不通が続くJR日豊線の霧島神宮-国分(鹿児島県)について、JR九州は18日、運行再開を20日の始発便から19日夜の便からに変更すると発表した。同社は「復旧工事が順調に進み、週末の夜は利用者も多いため前倒しした」と説明している。

 同区間の再開第1便は、上りが午後9時48分に国分発、下りが同9時52分に霧島神宮を出発。日豊線は全線で開通する。代替バスは19日の最終便まで予定通り運行。20日は始発から運行し、一部の徐行区間も同日から通常速度に戻す。

 同じく大雨の影響で不通が続く肥薩線の吉松-隼人は、年内復旧は困難としており、代替バスの運行を続ける。

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