9月24日午後11時現在の雨雲レーダー(気象庁ホームページより)
鹿児島県内は24日、暖かく湿った空気の影響で大気の状態が非常に不安定となった。肝付町では午後6~7時の1時間解析雨量が100ミリとなった。気象庁は雨雲が大隅半島上空に停滞しているとして、大隅地方では25日明け方にかけ、土砂災害に厳重に警戒するよう呼びかけている。
鹿児島地方気象台によると、24日午前5時の降り始めから同日午後10時までの雨量は、肝付町前田で296.5ミリ、錦江町田代209.5ミリ、肝付町内之浦162.5ミリ。
雨の影響で、JR九州は24日午後7時ごろから、日南線南郷-志布志を終日運休した。25日の県本土と種子島・屋久島地方は雨で、夕方から曇りとなる見込み。