真夏日続くけど…ギンナン落果、秋の気配漂う 鹿児島市

2025/09/26 10:34
甲突川左岸の遊歩道に落ちたギンナン=25日、鹿児島市新屋敷町
甲突川左岸の遊歩道に落ちたギンナン=25日、鹿児島市新屋敷町
 鹿児島市の甲突川河畔で、オレンジ色に熟したギンナンが落ちて遊歩道を彩り、秋の気配を漂わせている。25日の鹿児島市の最低気温は25度。日中は30度を超える真夏日が続くが、朝晩は幾分涼しさを感じられるようになってきた。

 イチョウの木はまだ青い葉をつけたまま。独特の匂いを放つギンナンの実にはスズメが群がり、ついばむ姿が見られた。同市新屋敷町の山口美菜枝さんは「9月上旬から実がつき始めたようだ。昔は食用として集めた。日中はまだまだ暑い」と話した。

 鹿児島地方気象台によると、日本付近には台風や秋雨前線があるが、九州南部は高気圧に覆われ、27日にかけておおむね晴れる見込み。28日以降は前線や湿った空気の影響を受け、天気は下り坂になる。

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