知人男性の首を刀のようなもので切り付け殺害しようとしたとして、鹿児島県警鹿屋署は27日、殺人未遂の疑いで、鹿屋市西原4丁目、会社員の男(47)を逮捕した。
逮捕容疑は22日午後11時半ごろから23日午前5時ごろまでの間に、鹿屋市の70代男性宅で、男性の左頸部(けいぶ)を刀のようなもので切り付けたり、ロープで首を絞めたりして殺害しようとした疑い。男性は首に1週間の切り傷を負った。
署によると、1人暮らしの男性宅を容疑者が訪れていた。刀のようなものやロープは男性宅にあった。容疑者は「殺すつもりはなかった」と供述している。飲酒していたとみられる。23日午後11時ごろ、男性の関係者から警察相談専用電話に「容疑者が暴れて日本刀を振り回し、男性がけがをした」と相談があった。動機や経緯を調べている。