「政治空白が生まれている」と訴える立憲民主党鹿児島県連の関係者=27日、鹿児島市
立憲民主党鹿児島県連は27日、街頭演説会を鹿児島市で開いた。10月4日の自民党総裁選を前に、政治空白が生まれているとして早期の政権交代を訴えた。
国会議員や県議、鹿児島市議らが参加した。柳誠子代表は「野党第1党として、今ここで正していかなければ政治はますます劣化する。鹿児島から変えよう」と声を上げた。
総裁選に立候補した5人は昨秋の前回も出馬した。川内博史衆院議員(鹿児島1区)は「たった1年で総裁選をしており、政治が安定しない。表紙を替えてごまかそうというやり方は許せない」と批判した。
野間健衆院議員(鹿児島3区)は「コメがないなら米国から安く買えばいいじゃないかでは、日本の1次産業は崩壊する。候補者たちは地方に目が向いていない」と危機感を示した。