「まぐろ祭り」で提供されるさまざまなマグロ料理=29日、いちき串木野市総合観光案内所
和洋中さまざまなマグロ料理を楽しめる「まぐろ祭り」が1日、いちき串木野市で始まる。初参加の6店を含む飲食店や物産館28店で、丼物や麺類など、趣向を凝らした45品以上を提供する。31日まで。
市は遠洋マグロ漁船の船籍数が日本有数で、「マグロのまち」として知られる。祭りは通年でおいしいマグロ料理が食べられることを目指して、市観光特産品協会と各店が企画し6回目。今回はまぐろラーメンの提供店も加わり、店数、メニュー数ともに過去最多となった。
9月29日に市総合観光案内所でお披露目会があり、店主らがメニューを紹介。初めて参加するパティスリーテトテの前屋彩さん(35)は、調理時に捨てられることの多い部分をオリーブオイルなどで煮込んだキッシュを提供する。「素材と卵の優しい味わい」と話した。
期間中、1品購入につき1枚もらえるシールを3〜7枚集めると、食事券などが当たる抽選に参加できる。