車で寝ている同僚の顔を複数回殴り1カ月のけが――鹿屋市が40代男性会計年度任用職員を停職2カ月の懲戒処分

2025/10/02 06:30
鹿屋市役所
鹿屋市役所
 鹿児島県鹿屋市は1日、同僚職員の顔を殴り1カ月のけがを負わせたとして、市長部局の40代男性会計年度任用職員を停職2カ月の懲戒処分にした。男性は同日付で依願退職した。

 市によると、男性は8月23日午前1時ごろ、同僚職員が自家用車内で運転代行を待つため仮眠をしていたところ、突然車のドアを開けて複数回顔を殴打した。同僚職員は左眼窩(がんか)底骨折を負った。2人は22日夜に職場の懇親会に出席した後、別々の店に行っていた。いずれも飲酒していた。

 同僚職員が総務課に連絡し発覚した。男性は同課の聞き取りに対し「殴ったのは覚えているが理由は覚えていない」と話している。職場や懇親会でトラブルは確認できなかったという。

 中西茂市長は「市民の信頼を損ない、心からおわび申し上げる。綱紀粛正の一層の徹底と再発防止を図り、信頼回復に努める」とコメントした。

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