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勤務していた会社の口座から現金約835万円を着服したとして、鹿児島県警捜査2課と鹿児島南署は9日、業務上横領の疑いで、鹿児島市高麗町、警備員の男(58)を逮捕した。容疑者は「現金を不正に引き出し、着服したことは間違いない」と容疑を認めている。
逮捕容疑は、同市内の建築機器関連会社の経理担当者だった2021年3月上旬、同社の普通預金口座から計4回、取引先への支払い名目を装って現金計約835万円を払い出し、横領した疑い。
同課によると、同社が福岡県の同業他社と合併し、社内調査をした際に不正疑いが発覚。会社側が22年6月、同署に相談した。着服金の使途など調べている。