「文具女子博」でお気に入りの文具を求める客=9日、鹿児島市の山形屋
日本最大級の文具の祭典と称される「文具女子博」が9日、鹿児島市の山形屋で始まった。県内初開催で13日まで。文具メーカー39社が出店し、約2万点を販売する。開店前から文房具ファンが並び、初日から会場は大いににぎわった。
イベント限定商品に加え、白熊や黒豚といった特産品をデザインしたステッカー、焼酎をモチーフにしたマスキングテープなど、鹿児島会場ならではの商品も並ぶ。実行委員会の遠藤彩加さん(28)は「見て触れて、メーカーの人と話せる。デジタルの時代にあえてアナログな文具を楽しんで」とPRする。
同市金生町の会社員女性(22)はノートやスタンプなど20点、約3万円分を購入した。「普段使う文具がかわいいとテンションが上がる。実際に見た方が興味を持つものが多く、楽しい」と笑った。
入場には、文具女子博か山形屋のホームページから購入する前売りチケットが必要。空きがあれば当日券も販売する。