青いユニホーム姿で、垂水市選抜と親善試合をする日本代表OBら=同市の垂水中央運動公園
鹿児島県垂水市の垂水中央運動公園で「宝くじスポーツフェア ドリームサッカー」(県など主催)があった。サッカー元日本代表選手22人の「ドリーム・チーム」が、小学生へのサッカー教室や市選抜チームとの親善試合を実施。集まった約1600人の観客から歓声が上がった。
宝くじの社会貢献広報事業として年4回ほど全国で開催され、同市では初めて。5日にあり、サッカー教室では、子どもたち約200人と代表OBがドリブルやシュート練習、ミニゲームをした。親善試合は、市選抜のゴールキーパーがセーブを重ねる場面もあったが、代表OBチームが5-1で勝ち、貫禄を見せた。
代表OBの一員として参加し、親善試合でゴールを決めた城彰二さん(50)=鹿児島実業高校卒=は、「地元に帰って来られてうれしい。子どもたちは集中力高く取り組んでくれた」と語った。
市選抜の中谷大潤監督(68)は「(相手は)ポジショニングがうまく、勉強になった」。ゴールキーパーの岩山章洋さん(50)は「同い年の城さんとプレーできてうれしかった」と話した。