市民との意見交換会に登壇したれいわ新選組の山本太郎代表=12日、薩摩川内市国際交流センター
れいわ新選組の山本太郎代表は12日夜、鹿児島県薩摩川内市の市国際交流センターで市民との意見交換会に登壇した。主に来場者の質問に答える形式で、農業や経済政策などを訴えた。
全国で展開する「おしゃべり会」の一環。市内外から約250人が訪れた。山本代表は、高齢化などによって担い手が不足する農業について「安全保障の一丁目一番地であり、守らなければならないはずが、ないがしろにされてきた」と強調。「農業をもうかる仕事にするしかない。生産した分を国が直接買い取るなど、優遇していくべきだ」と語った。
山本代表は「失われた30年」からの脱却に向け「大胆な経済政策で国民の購買力を上げていく。好循環を作っていくために需要を喚起する必要がある」と述べた。市民からは「ガソリン代が高くて困っている」などの意見が出された。