【俳優・迫田孝也のオモ語り】鹿児島発の映画が目白押し。一人は私と同じ鹿児島市星ケ峯出身の監督というから…誇らしいなぁ

2025/10/16 21:30
時には一息ついて、深呼吸するのもまた大事
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 先日、こんなネットニュースを見ました。

 「鹿児島が舞台の映画、全国公開へ」

 鹿児島市出身の伊地知拓郎監督が作った映画「郷(ごう)」が全国公開されるという記事だったのですが、お恥ずかしながら今回初めて知りました。伊地知監督は現在27歳、北京電影学院の監督学科で学び、英語も中国語もペーラペラ。これまで海外の映画祭で数々の賞を受賞しており、その将来を有望視されている映画監督だそうです。しかも星ケ峯出身というじゃありませんか! 私も星ケ峯! 何丁目じゃろかい? んにゃ、そげんこつはどうでもよか! そいにしても、こげんとんでもなか才能が星ケ峯に生まれちょったとは…。勝手に誇らしい気持ちになりましたよ。

 この映画「郷」は、ある少年が成長に伴う苦悩や葛藤を抱えながら、鹿児島の大自然の中で、これからを生きていく意味を考えていく、そして我々も考えさせられる、そんな映画だそうです。オール鹿児島ロケと聞いて、桜島はもちろん、私が幼少期を過ごした指宿の風景なんかも出てきそうだなあと思いました。映画の登場人物と当時の自分を重ね合わせたりするんだろうなぁと。公開は2026年の1月2日に鹿児島ミッテ10で先行上映、1月9日から順次全国公開という事なので、皆さん楽しみに待ちましょうね。

 鹿児島生まれの作品といえばもう一つ。この秋に公開された映画「エイタロウ」です。鹿児島で活動している役者・徳田英太郎さんの半生に基づいた物語だそうです。こちらもオール鹿児島ロケに加え、出演者も全て鹿児島在住の俳優さんで、これこそ鹿児島生まれ鹿児島づくしといえる作品じゃないでしょうか。現在も池袋のシネマ・ロサで上映中という事なので休みを見つけて行きたいと思います。

 ここまできたらもう思い切って映画紹介を重ねさせていただきますね。

 まずは11月21日に公開される山田洋次監督の「TOKYOタクシー」。撮影現場の雰囲気や、あの時感じたたくさんのことを、近々このエッセーで書きたいと思っています。そして、今絶賛撮影中なのが劇場版「全領域異常解決室」。こちらは来年公開予定ですが、1年ぶりの集結とは思えないチームワークを見せています! 今回挙げた作品たちにどうぞご期待ください!

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