〈資料写真〉鹿児島県
鹿児島県は14日、県が所有する廃道敷地を2024年度に7件2392平方メートル売却し、650万円の収入があったと明らかにした。道路新設や改修工事に伴いこれまで発生した廃道のうち、103万7000平方メートルが売却のめどが立っておらず、道路維持課は「市町村と連携し、減少に努める」としている。県議会決算特別委員会の土木部の審査で当局が説明した。
用地対策室と同課によると、県は未利用財産の積極的な活用を進めており、20~24年度の5年間で40件1万7118平方メートルの廃道・廃川敷地を払い下げるなど処分した。売却額は9375万円。うち1件は廃川敷地(462平方メートル、22万円)だった。25年度は廃道2件266平方メートルの売却を予定する。河川課によると、県所有の廃川敷地は16件、約1万3000平方メートルとなっている。