(資料写真)H3ロケット
宇宙航空研究開発機構(JAXA)は23日、新型補給機「HTV-X」1号機を26日午前9時ごろに鹿児島県南種子町の種子島宇宙センターから打ち上げると発表した。当初21日の予定だったが、天候の影響で延期していた。
HTV-Xは国際宇宙ステーション(ISS)に宇宙飛行士の食料や実験装置を運ぶ。2000〜20年に9回の補給を成功させた「こうのとり」の後継機。運べる荷物は1.5倍の約6トンに増えた。ISSを離脱した後は、宇宙空間を飛行しながら新技術を試験する機能も備える。
ロケットはH3の7号機を使う。最も打ち上げ能力が高い、固体ロケットブースター4基の新形態となる。