Vリーグ連覇を目指すフラーゴラッド鹿児島
バレーボールVリーグ男子は25日に開幕する。西地区のフラーゴラッド鹿児島は同日から2日間、霧島市のユピテルアリーナ霧島で大同特殊鋼と戦う。藤田高教監督は「ファンを感動させられる試合を重ねて2連覇を目指す」と意気込む。
昨季Vリーグで総合優勝したフラゴラは、今季5人が新加入。移籍と新入団3人のほか、SVの東京GBから山田と峯村をレンタルし戦力を増強した。
昨季に正セッターが引退し、今季は経験豊富な小野と最年少19歳の原が加入。2人を軸に、速い展開に磨きをかけている。MB山田のレンタルで、攻撃の幅が広がるほか、ブロック力の向上も期待できる。
上位リーグを経験した選手が昨季より増えたが、平均年齢は昨年から上昇。藤田監督は「リーグを通して出場選手を固定するのは現実的ではない」と話す。生え抜きや若手も、ここぞの場面で活躍が求められそうだ。
昨季は試合を経るごとに力をつけていった。長友主将は「2連覇するにもチームワークの良さが欠かせない。全員一体となって強いフラゴラを見せる」と力を込めた。