腹部切られたか…ネコの死骸見つかる――発見現場に血痕なし、近くの小学校は警戒強める 警察も動物愛護法違反容疑を視野に調べ 曽於

2025/10/25 05:51
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 鹿児島県曽於市大隅町岩川の駐車場で24日までに、腹部を切られたとみられるネコの死骸が見つかった。曽於署が動物愛護法違反容疑を視野に調べている。近くの岩川小学校は、不審者に注意するよう児童や保護者に周知し、警戒を強めている。

 飼い主の30代女性=同市大隅町岩川=によると、ネコは20日午後2時以降、行方が分からなくなった。21日午前4時35分ごろ、家族が自宅近くの駐車場に止まっていた車の下で発見し、巡回中の署員に通報した。ネコは刃物のようなもので腹から脚の付け根まで切られたとみられ、発見現場で血は確認されなかった。

 同署に依頼された鹿児島市の動物病院が死骸を調べた。女性は「飼い主として守ってあげられなかった申し訳なさと怒りしかない。一日でも早く原因を明らかにしてほしい」と訴えた。

 同校の上原大樹校長(60)は「市教委と連携し、登下校時の見守りを強化したい」と話した。

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