「HTV-X」1号機を搭載し上昇するH3ロケット7号機=26日午前9時、南種子町の種子島宇宙センター
宇宙航空研究開発機構(JAXA)は26日午前9時ごろ、国際宇宙ステーション(ISS)に食料や実験装置を運ぶ新型無人補給機「HTV-X」1号機を南種子町の種子島宇宙センターからH3ロケット7号機で打ち上げた。約14分後にHTV-Xを予定軌道で分離し、打ち上げは成功した。
HTV-Xは2000〜20年に補給を9回成功させた「こうのとり」の後継機。ISSを離れた後は、宇宙空間を飛行しながら新技術を試験する機能も備える。H3ロケットは重い荷物を運ぶため、固体ロケットブースター4基を使う新形態となった。