週休3日の波、地方公務員にも…都城市がフレックスタイム試行、多様な働き方推進へ ノーネクタイも通年に拡大

2025/10/31 06:03
池田宜永・都城市長
池田宜永・都城市長
 宮崎県都城市は30日、職員の「フレックスタイム」勤務を試行すると発表した。11月9日から来年1月31日まで。週38時間45分の勤務時間を維持した上で、従来の時間外を含む午前7時〜午後8時の範囲で勤務時間を柔軟に決められる。1〜4週間単位で設定でき、週休3日も可能になる。

 多様な働き方を進め、育児や介護との両立、自己啓発や地域活動への参加拡大につなげるのが狙い。

 対象は交代制や再任用短時間勤務を除く全職員。窓口業務が混雑する午前10時〜午後3時は、必ず勤務する「コアタイム」とする。

 定例会見で池田宜永市長は「試行後はアンケートで課題を調べ、本格導入へ向けた検討を進めたい」と述べた。フレックスタイム制は、宮崎県内では宮崎市が6月に導入している。

 また、池田市長は執務環境の快適化や業務効率向上を目的に、5〜10月に限ってきたノーネクタイ期間を通年に拡大すると明らかにした。

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